洗濯槽クリーナーを使ったあと、水面に黒いゴミやワカメのような汚れが大量に浮いて驚くことがあります。
このゴミは、洗濯槽の裏側に付着していたカビや洗剤カス、繊維くずなどが剥がれたものです。
そのまま排水すると一部が洗濯槽に残ったり、洗濯物に付いたりすることがあるため、浮いているうちに回収するときれいに掃除できます。
専用のゴミすくいネットがなくても大丈夫です。
針金ハンガーとストッキングを使えば、自宅にあるもので手作りできます。
100均の排水口ネットや油こしネットでも代用できるため、専用の道具をわざわざ用意する必要はありません。
手作りと100均、どちらで用意するかは、費用と手間の違いで選ぶとよいです。
洗濯槽のゴミすくいネットはハンガーや100均で代用できる【結論】
洗濯槽掃除で使うゴミすくいネットは、ハンガーとストッキングを使った手作りや、100均で買える排水口ネット・油こしネットで代用できます。
専用のゴミすくいネットがなくても、目の細かいネットがあれば、洗濯槽クリーナーで浮いてきた黒いゴミやピロピロワカメを十分回収できます。
家に材料があるなら、ハンガーとストッキングを使った手作りが費用をいちばん抑えられます。
すぐに掃除したい場合は、100均の排水口ネットや油こしネットを使うと、準備の手間をかけずに回収できます。
それぞれの特徴を比べると、次のとおりです。
| 方法 | 費用の目安 | 準備の手間 | 細かいゴミの取りやすさ | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| ハンガー+ストッキング | 家にあれば0円 | ややかかる | ◎ | できるだけお金をかけたくない人 |
| 排水口ネット(100均) | 110円 | 少ない | ◎ | すぐ使いたい人 |
| 油こしネット(100均) | 110円 | 少ない | ○ | 手軽に済ませたい人 |
浮いてくる「ピロピロワカメ」の正体
洗濯槽掃除をすると水面に浮いてくる黒いゴミは、ピロピロワカメと呼ばれることがあります。
名前のとおりワカメではなく、洗濯槽の裏側に付着していたカビや洗剤カス、柔軟剤の残り、衣類の繊維くずなどが剥がれたものです。
特に長い間洗濯槽を掃除していなかった場合は、一度の掃除で大量に浮いてくることも珍しくありません。
見た目は驚くかもしれませんが、汚れが洗濯槽から剥がれ落ちた証拠でもあります。
ゴミをすくい取ったほうがよい理由
浮いてきたゴミは、そのまま排水するよりも回収したほうがきれいに仕上がります。
ゴミを長時間放置すると、水流で再び洗濯槽に付着したり、すすぎ後に洗濯物へ黒いカスが付いたりすることがあります。
酸素系クリーナーを使った場合は、つけ置き中や再運転後にも新しいゴミが浮いてくることがあるため、途中で数回に分けて回収すると効率的です。
浮いているゴミを取り除いてから排水すると、再付着を防ぎやすくなります。
ハンガー手作りと100均はどちらがおすすめ?
家に材料があるなら、ハンガーとストッキングで作る方法が向いています。
ストッキングは目が細かいため、小さなカビや繊維くずまでしっかり回収できます。材料がそろっていれば、新しく道具を買う必要もありません。
一方、すぐに掃除したい場合は100均の排水口ネットや油こしネットが便利です。準備がほとんど不要で、買ったその日に使えます。
どちらを選んでも大切なのは、目の細かいネットを使って浮いたゴミを逃さず回収することです。
ハンガーとストッキングを使った作り方は、次のとおりです。
ハンガーとストッキングでゴミすくいネットを手作りする方法
専用のゴミすくいネットがなくても、針金ハンガーと不要になったストッキングがあれば5分ほどで作れます。
材料費をほとんどかけずに作れるうえ、ストッキングの細かい網目がピロピロワカメや細かな繊維くずまでしっかりキャッチできます。
100均へ買いに行く時間がないときや、できるだけ家にあるもので済ませたいときにも便利です。
用意するもの
準備するものは次の4つです。
- 針金ハンガー 1本
- 不要になったストッキングまたはタイツ
- ビニールテープまたは養生テープ
- ペンチ(なくても可)
ストッキングは目が細かいほど、小さなゴミまで回収しやすくなります。
大きく破れている部分はゴミが抜けやすいため、できるだけ状態のよい部分を使うと安心です。
作り方【5ステップ】
- 針金ハンガーを丸く広げて輪を作る
- フック部分を持ち手として残す
- 輪の部分にストッキングをかぶせる
- ストッキングの口をねじり、テープでしっかり固定する
- 針金の先端や接合部分をテープで覆う
完成すると、小さな虫取り網のような形になります。
持ち手が長いため、洗濯槽の奥に浮いたゴミも回収しやすくなります。
失敗しないためのポイント
いちばん多い失敗は、ストッキングの固定がゆるく、掃除中に外れてしまうことです。
テープは一周だけでなく、数回巻いてしっかり固定すると外れにくくなります。
ハンガーを大きく広げすぎるとフレームが変形しやすくなるため、直径20〜25cm程度を目安にすると扱いやすくなります。
ストッキングを強く引っ張りすぎると破れやすくなるため、軽く張る程度で十分です。
効率よくゴミを回収するコツ
ゴミが大量に浮いているときは、一度にすべて回収しようとせず、数回に分けてすくうほうが効率よく集められます。
水流が止まっている状態で、水面をなでるようにゆっくり動かすと細かなゴミも取りこぼしにくくなります。
ストッキング部分にゴミがたまったら、その都度取り除いてから続けると回収しやすくなります。
一度回収したあとに再び運転すると、新しく浮いてくるゴミも回収できます。
洗濯槽を傷付けない使い方
針金ハンガーを使う場合は、先端や接合部分が洗濯槽に当たらないよう注意しましょう。
テープで覆っておくと、傷が付くリスクを減らせます。
ゴミを取るときは、水面に浮いたゴミを軽くすくうように動かし、洗濯槽の底や側面をこすらないことが大切です。
無理に奥まで差し込む必要はありません。浮いているゴミを回収するだけでも、再付着を防ぎやすくなります。
100均で代用するなら排水口ネットか油こしネットがおすすめ
100均で代用するなら、排水口ネットか油こしネットを選べば十分です。
どちらも目が細かく、洗濯槽クリーナーで浮いてきたピロピロワカメや細かな繊維くずを回収できます。
専用のゴミすくいネットを探す必要はなく、ダイソー・セリア・キャンドゥなどで手に入りやすい商品で代用できます。
それぞれ特徴が異なるため、使いやすさで選ぶとよいです。
排水口ネット
手軽さを重視するなら、排水口ネットが向いています。
目が細かいため、小さなカビや繊維くずまでまとめて回収しやすく、洗濯槽掃除にも使いやすいです。
そのまま使うよりも、菜箸や割りばしの先へ輪ゴムで固定すると、ゴミすくいネットのように使えます。
使い終わったらネットごと捨てられるため、後片付けも簡単です。
油こしネット
持ち手のある網を使いたい場合は、油こしネットが便利です。
排水口ネットよりも形が崩れにくいため、水面に広がったゴミを一度に回収しやすくなります。
目の細かいタイプを選べば、小さなピロピロワカメも取りこぼしにくくなります。
使用後は水で洗って繰り返し使えるものもありますが、汚れが気になる場合は買い替えやすい価格なのも100均商品の利点です。
どちらを選べばいい?
迷ったら、まずは排水口ネットを選ぶとよいです。
価格が手頃で入手しやすく、使い捨てできるため、洗濯槽掃除が終わったあとの片付けも手間がかかりません。
一方で、何度か繰り返し使いたい場合や、すくいやすさを重視する場合は油こしネットが向いています。
どちらを選んでも、目の細かいものを使えば十分代用できます。
家にハンガーとストッキングがある場合は手作り、すぐに使いたい場合は100均と考えると選びやすくなります。
洗濯槽のゴミはいつすくう?タイミングと手順
ゴミすくいネットを用意しても、回収するタイミングを間違えると効率よく取り除けません。
洗濯槽クリーナーで剥がれた汚れは、時間の経過とともに水面へ浮いてきます。
ゴミが十分に浮いてから回収すると、洗濯槽への再付着を防ぎやすくなります。
ゴミが浮いてくるタイミング
ゴミが浮いてくる時間は、使う洗濯槽クリーナーや汚れの量によって異なります。
洗濯槽クリーナーを入れてしばらく運転したあと、つけ置きすると黒いゴミやピロピロワカメが水面へ浮いてくることが多いです。
特に酸素系クリーナーを使った場合は、泡の力で汚れが剥がれやすくなるため、多くのゴミが浮いてくることがあります。
クリーナーを入れてすぐには浮いてこないことが多いため、水面の様子を確認しながら待つとよいです。
ゴミを回収するベストタイミング
いちばん回収しやすいのは、ゴミが水面へ浮き切り、水流が止まっているタイミングです。
つけ置きが終わったあとに一度ゴミを回収し、その後もう一度運転して新しく浮いてきたゴミを回収すると、取り残しを減らせます。
ゴミが多い場合は、一度にすべて回収しようとせず、2〜3回に分けてすくうほうが効率的です。
大量のゴミが浮いている状態で排水すると、一部が洗濯槽に残ることがあるため、できるだけ回収してから排水しましょう。
再付着を防ぐコツ
浮いているゴミは、見つけたら早めに回収することが大切です。
長時間放置すると、水流によって再び洗濯槽の内側へ付着することがあります。
大きなゴミから順番に回収すると作業しやすく、小さなゴミも取り残しにくくなります。
一度ゴミを回収したあとに軽く運転し、水面へ新しいゴミが浮いていないか確認すると、よりきれいに仕上がります。
すすぎ前に確認すること
すすぎを始める前に、水面や洗濯槽のフチにゴミが残っていないか確認しましょう。
糸くずフィルターの周りや洗濯槽のフチには、ゴミが集まりやすくなります。
目立つゴミが残っている場合は、排水する前に回収しておくと洗濯物への付着を防ぎやすくなります。
最後にすすぎ運転を行い、黒いカスや浮遊物が残っていないことを確認できれば、洗濯槽掃除は完了です。
手作りゴミすくいネットを使うときの注意点
ハンガーとストッキングで作るゴミすくいネットは手軽ですが、使い方を間違えると洗濯槽を傷付けたり、掃除中にネットが外れたりすることがあります。
安全に使うため、次の点を押さえておきましょう。
針金で洗濯槽を傷付けない方法
針金ハンガーを使う場合は、先端や接合部分が洗濯槽に当たらないように注意しましょう。
ハンガーを曲げた部分は角ができやすいため、そのまま使うと洗濯槽に傷が付くおそれがあります。
先端や接合部分は、ビニールテープや養生テープでしっかり覆っておくと安心です。
ゴミを回収するときは、水面をなでるようにゆっくり動かし、洗濯槽の底や側面をこすらないように使いましょう。
浮いているゴミを回収するだけで十分なため、ネットを無理に奥まで差し込む必要はありません。
ネットが外れないように固定する方法
掃除中にストッキングが外れる原因の多くは、固定不足です。
ストッキングをかぶせたら、口の部分を軽くねじり、ビニールテープや養生テープで数回巻いて固定しましょう。
固定したあとに軽く引っ張り、ズレたり外れたりしないことを確認しておくと安心です。
ゴミがたくさん付いた状態で一度に持ち上げると、ネットが外れたり破れたりしやすくなります。
ゴミが多いときは、数回に分けて回収すると作業しやすくなります。
使い捨てと再利用はどちらがおすすめ?
ストッキングや排水口ネットは、使い捨てにしたほうが衛生的です。
回収したゴミには、カビや洗剤カス、繊維くずなどが含まれているため、使用後はそのまま処分すると後片付けも簡単です。
一方、ハンガーは繰り返し使えます。
ストッキングだけ交換すれば、新しく作り直す必要はありません。
使い終わったあとはハンガーに付いた汚れを洗い流し、水気を拭き取ってから保管すると、次回も使いやすくなります。
よくある質問
ゴミすくいネットは100均だけで用意できますか?
はい、100均だけで用意できます。
ダイソーやセリア、キャンドゥでは、排水口ネットや油こしネットなど、ゴミすくいネットの代わりに使える商品が販売されています。
専用の洗濯槽用ネットが見つからなくても、目の細かいネットを選べば、浮いたピロピロワカメや細かなゴミを十分回収できます。
ハンガーはプラスチック製でも作れますか?
プラスチック製のハンガーは向きません。
輪の形に曲げられないため、ストッキングを張ってネットを作ることが難しくなります。
手作りする場合は、自由に形を変えられる針金ハンガーを使うと作業しやすく、持ち手も作りやすくなります。
ストッキングの代わりにタイツでも使えますか?
タイツでも代用できます。
タイツも目が細かいため、ピロピロワカメや繊維くずを回収する用途に使えます。
厚手のタイツは水の抵抗を受けやすいため、できるだけ薄手のものを使うとゴミをすくいやすくなります。
大きく破れているものはゴミが抜けやすいため、傷みの少ない部分を使うと安心です。
ピロピロワカメは放置しても大丈夫ですか?
できるだけ放置せずに回収しましょう。
ピロピロワカメは、洗濯槽の裏側から剥がれたカビや洗剤カスなどの汚れです。
そのままにすると洗濯槽へ再び付着したり、洗濯物に黒いカスが付いたりすることがあります。
ゴミが浮いているうちに回収してから排水すると、きれいに仕上がります。
ドラム式洗濯機でも使えますか?
ドラム式洗濯機でも、浮いたゴミの回収には使えます。
ただし、縦型洗濯機のように大量の水をためてつけ置きできない機種もあるため、浮いてくるゴミの量は少ない場合があります。
ゴミが見える場合は、ハンガーで作ったネットや100均の代用品を使って回収できます。
無理に奥まで差し込まず、手の届く範囲のゴミだけを取り除くようにしましょう。
まとめ
洗濯槽のゴミすくいネットは、専用の商品がなくてもハンガーとストッキングや100均の商品で代用できます。
- ハンガーとストッキングなら、家にあるものでほぼ0円で手作りできる
- 100均で代用するなら、排水口ネットか油こしネットがおすすめ
- ゴミは水面に浮いたタイミングで回収すると、再付着を防ぎやすい
- 針金ハンガーを使う場合は、先端をテープで保護して洗濯槽を傷付けないようにする
- ストッキングやネットは使い捨て、ハンガーは繰り返し使える
洗濯槽クリーナーで浮いてきたピロピロワカメは、カビや洗剤カスなどが剥がれたものです。
そのまま放置すると洗濯槽や洗濯物に再び付着することがあるため、浮いているうちに回収すると、洗濯槽掃除をよりきれいに仕上げられます。
家に針金ハンガーとストッキングがあれば手作りし、すぐに使いたい場合は100均の排水口ネットや油こしネットを活用してみてください。
